プロフィール

こんにちは!当サイトを運営している豊島 優平(teshy)と言います。

ご覧いただきありがとうございます。

ここでは、私の自己紹介をさせていただきます。これまでの人生を振り返りつつ、

 

  • なぜマインドフルネスをやっているの?
  • なぜこのサイトをやっているの?

 

など深堀りしていけたらなと思います。

学生時代はどん底だったため、ネガティブな内容が多いですが、ご容赦くださいませ。(笑)

<基本情報>
本名:豊島優平(てしまゆうへい)
年齢:28歳
職業:webライター(公認心理師運営サイトのライター)
マインドフルネス実践者

日本仏教心理学会会員
ACBS(文脈的行動科学協会会員)

・参加した瞑想プログラム

2019年11月 日本テーラワーダ仏教協会 スマナサーラ長老の瞑想指導
2020年10月 プラユキ師・リモート瞑想会
2021年6月-7月 MBSR マインドフルに生きていこう
2021年9月-11月 MBSR IMCJ(International Mindfulness Center JAPAN)
2021年11月-2022年1月 MBCT for Life IMCJ(International Mindfulness Center JAPAN)
2022年2月-4月 MBPM IMCJ(International Mindfulness Center JAPAN)
日本テーラワーダ仏教協会 2022年5月 スマナサーラ長老ヴィパッサナー瞑想合宿

幼少期-学校では一言も話せない…

僕は幼稚園から小学校4年まで、学校では一言も話すことができませんでした。

幼少期

なので、同級生の友達はひとりもいませんでした。休み時間はほとんど1人で過ごしていました。会話しようもんなら、周囲の目が気になって声を押し殺してしまいます。

最近になって、学校で話せなくなる状態は、

 

「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」

 

という心の病なのだと知りました。一般的に後遺症もあるようです。話せるようになっても、コミュニケーションが苦手になることが多いそうです。

具体的な診断は受けていませんが、学校だけで話せない・・・という面は症状と一致しているので、おそらく場面緘黙症の傾向があったのだと考えています。

これが心理学に大きく関心を寄せるきっかけとなりました。

いじめにあう

小6あたりからいじめに遭うように。

喋れるようになったものの、ビビリな性格もあってか、いじめっ子に目をつけられやすくなりました。

具体的には、

 

  • 自分だけハブかれる
  • 目があった瞬間殴られる
  • 生きてる価値がないと言われる

 

などなど。

いつしか、私はますます自尊心をなくしていきました。

中学時代-兄と口を利かなくなる

メンタルが弱すぎて3年間補欠

中学では、サッカー部に所属。しかし、ほぼ3間補欠でした。

 

  • 周囲と馴染めない
  • メンタルが弱い 

 

というのもあって、練習に身が入りませんでした。

特に、不安症から試合に集中できず、プレッシャーに押しつぶされてミスばかりしていました。結果、同学年で僕だけが試合に出ていないという状況に…。

ここでも自尊心が崩壊し、孤独感にさなまれました。

怒りで兄と9年間口を利かなくなる

学校生活での不満もあってか、日常的にストレスを抱えていました。

そんな時、兄が私が作業しているにも関わらず、部屋の電気を消して出ていきました。いつものイジりぐらいに考えていて、遊びだと思って、やり返しに兄を追いかけました。

私はふざけて兄がPCで作業しているところに、電源を切ろうとする動作をしました。

もちろん本気で切るつもりはありません。

すると、兄は

 

  • 本気の表情で!やめろ

 

と、強く腕を振り払いました。そこから私の怒りは爆発してしまいました。

 

・そっちが電気消してきたんだろ
・なんでそんな怒ってんの
・本当に消すわけないじゃん

 

 

色んな考えが浮かびました。

今思えば、そこで怒る理由がよくわからないのですが、中学生時代は精神的に追い詰められていたのだと思います。

些細な喧嘩がきっかけですが、そこから実に9年もの間、兄弟が口を利くことがありませんでした。

高校時代-心理学に出会う

よく見られたいから作る友達

そんな自尊心の低さが反発して、「高校では充実した生活をしたい!」と思うように。

新しい友達を作って、

 

  • 周りによく見られたい!
  • 社交的に見られたい!

 

という愚かな気持ちが生まれます。

1年の後半からサッカー部に入部。ほどなくして、高校での友達ができました。

嫌われていないか気になる日々

しかし、なぜか毎日孤独感を抱えるハメになります。

 

「このグループの中で、自分は必要とされているのだろうか?」

 

そんな不安感を抱えながら毎日、生活をしていました。

LINE上で、明日の部活参加する人は、

 

  • 〇〇
  • △△
  • ××
  • 豊島くん

 

など自分の名前が一番最後に呼ばれている。しかも、くん付け。そんな些細なことまで、気になってしまいました。

周りがふざけ合っているなか、自分はあまりふざけることもできず、挙動不審だったと思います。結果、高校卒業後はサッカー部の友達とは一度も会っていません。

無理をして合わすぎた結果、逆に不安が強くなっていました。

心理学に出会う

対人不安を抱えていた私は、いままでの人生、ずっと心の問題に悩まされていることに気づきます。

ただ、具体的な解決策も見いだせないまま時間だけが流れていました。

その時、ふとTVを見ていた時に気になったのが、「ザ・メンタリスト」という映画の紹介でした。

犯罪コンサルタントの主人公が、心理術を使って凶悪犯罪の謎を暴くという物語りです。

人の心を読み取り、操る…。

 

「そんな技術が世の中に存在するのか…」
「映画だけの話しでしょ…」

 

と半信半疑に思っていました。

そんな時に、目に留まったのがメンタリストDaiGoさんでした。

当時2012年は、日本にメンタリズムブームが巻き起こっていました。

彼のパフォーマンスに度肝を抜かれた私は、心理学という学問があることを知り、そこから様々な心理系の本を読み漁るようになりました。

短大時代-感情がコントロールできない

といっても、当時は、

「心理学なんて仕事にならないだろう…」

と思っていました。そのため、進学はもともと好きだったアートやデザイン系を選考しました。

そこそこ心理テクニックを学んだ私は、自分から積極的に話しかけ、友人を作ることができました。穏やかに過ごすことができ、学校生活も安定していきます。

対人不安がぶり返す

しかし、ある時期から友人が遊びの延長で、私をからかうようになりました。

遊びだとわかっていても、心の古傷が痛み、

 

「またいじめられるんじゃないか…」

 

という不安が募っていきました。

半年ぐらいは耐えていましたが、ついに怒りがピークを迎え、友人に怒りをぶつけてしまいました。デザイン科は男性が少なく、数少ない友人を失った私は、学校での居場所を失うことに…。

短大時代

またしても私は怒りによって、過ちを犯してしまいました。怒りは諸悪の根源ですね…。

日々無気力な状態に

短大の卒業が迫り、就職活動が始まりました。しかし、私は当時、繰り返しの毎日に意義を見出せず、慢性的な無気力状態に陥っていました。

その結果、学校もたびたび欠席するようになりました。

就職活動が迫るなかで、

 

「こんな自分が社会に出て働けるのだろうか…」

 

という不安が募りました。

その中で、家でできるネット副業に手を付けて、少しお金を稼いでいました。

しかし、就職活動の兼ね合いで、活動を継続することができませんでした。

就活をするなかで、いくつか内定はもらったものの、結局ほとんど蹴ってしまいました。

そして、私は卒業ギリギリに受けた派遣会社に入社することになるのです。

1日13時間労働、入社2か月で辞める

働きづめの毎日

空間デザイン系の派遣会社に入社した私は、無気力が解消されないまま、仕事に追われることになります。

具体的な数字は覚えていないのですが、9時~22時ぐらいまで働いていました。

その結果、

 

  • 仕事に集中できない
  • ミスを連発する

 

という状態に陥っておりました。そして、ある日、ボードをカッターで切っていたのですが、「早く帰りたい…」という気持ちがあり、不注意になっていました。

その結果、

 

  • 親指を思いっきり切ってしまいました。

 

出血が多く、すぐに病院に向かうことに。

結果、親指の一部を切り落としており、形がいびつになってしまいました。

この一件があってから、

「自分のやりたいことはなんだろう…」

と本格的に自分と向き合い始めるように。

心理学にたどり着く

その結果、学生時代から自発的に学んでいた「心理学」を活かせばよいのでは?と思いました。

私自身、心理学を学ぶなかで、

 

  • 知識を学ぶのは得意
  • 説明するのは得意
  • 好奇心がある

 

といった強みがあることに気づきました。

一方で、

 

  • 手先が不器用
  • 細かい作業が苦手
  • スピードを求められるのが苦手

 

といった弱みがありました。

今している仕事は完全に器用さとスピードが求められる仕事でした。

そこで、深く悩みましたが、

 

  • 知的好奇心を活かしたい
  • 心理学を活かした仕事をしたい

 

と思い、入社2か月ではありましたが、派遣会社を辞めてしまいました。

その後、心理学系ブログで収益化を模索しながら、アルバイトで暮らしていこうと考えていました。

マインドフルネスに出会う

心理学を習得すべく、テレアポへ

当時、心理学の本を50冊ほど読み、かなり知識が深まっていました。しかし、なかなか実践する場がありませんでした。どうせなら知識を身に着けたい…という気持ちが強くありました。

アルバイトをする必要もあったので、この際、

 

「テレアポの仕事に挑戦してみよう」

 

と思いました。

しかし、私はもともと対人不安症を抱えていた人間です。かなり勇気のいる決断ではありましたが、

 

人への恐怖をより克服するため…

 

と考えたら、意欲が湧きました。実際にやってみると、

 

・緊張する
・声が震える
・頭が真っ白になる

 

などのハードルがありました。どうにか、緊張を克服したい…と思い、たどりついたのが、

 

  • マインドフルネス

 

でした。

マインドフルネスには、以下のような考え方があります。

 

  • 恐怖の感情も自然なもの
  • 緊張をしないようにすることが、緊張を生み出す
  • 今この瞬間を生きる

 

私は、とても衝撃を受けました。

そうか、

「緊張する自分を責めるのでなく、受け入れることが大切なのか!」

と学び、それからマインドフルネス瞑想に励むようになります。

センターでトップ記録を残す

私は、瞑想すると同時にマインドフルネスの考え方をテレアポに活かしました。

 

・電話をかけている時は、
自分の呼吸に集中し、緊張している自分を受け入れ、観察していきました。

・トークする時は、
自分の声に意識を向けていきました。

 

また、マインドフルネスだけではなく、今まで学んだ心理学のテクニックなども活用していきました。

その結果、なんとセンターのアポイント件数トップ記録を残すことができたのです。

思い返せば、これまでの人生でほとんど良い結果を残すことができませんでした。

そのため、テレアポで結果を残せた時、自分が悩んできたことや学んできたことが、すべて報われたような気がしたのです。

「社会に必要とされた」という経験は、私にとって非常に意味のある出来事でした。

ようやく自分のやりがいを見つけられた…。そんな新鮮な感覚にずっと浸っていました。

すべてがつながったような感覚

思えば、

 

・対人不安症
・不注意
・怒り

 

など、いままで人生を苦しめていた原因は、

 

  • 今この瞬間を生きてなかったからだ!

 

と気づくことができました。

過去や未来のことを考えることで、怒りや不安は起こります。

 

「あの人なんであんなことするんだよ…」
→過去を考え、怒りを掻き立てている

「明日の試験うまくできるかな…」
→未来を考え、不安を掻き立てている

 

この体験がきっかけで、私は、今この瞬間を生きることの重要さに気づくことができたのです。

心理学ライターに転身する

バイトを辞め、ライターを目指す

ひとしきりテレアポを経験した私は、ブログを書いていたこともあり、

 

  • 知識やライティングスキルを活かしたい

 

と思うように。

それから紆余曲折あり、バイトを辞めることになり、本格的にライターの仕事を探し始めるようになりました。

しかし、何度が面接を受けましたがなかなか、良い仕事先を見つけられずにいました。

心理学の専門家から誘われる

そんな中、心理学の勉強も並行して行っており、さらに心理学を見つけたい!と思っていました。そこで、心理学の専門家が運営するコミュニケーション講座に参加することに。

この講座に参加したことで、私の生活は一変するようになります。

初めて参加した講座の終わりに、何気なく講師の方と雑談をしました。その時の会話は以下のようなものです。

 

「豊島くん、今何の仕事をしているの?」

「いや、今は無職です。ライターの仕事を探していて…」

「あ、それなら仕事あるよ。やってみる?」

「ホントですか!?」

 

もちろん、携わることができるのは「心理学」です。Webライティングでは、心理系の案件は少なく、興味のある分野で執筆するのは、ほぼ諦めていました。

私は、

 

  • ブログの執筆経験
  • 心理学論文リサーチ経験

 

などがあり、話しはとんとん拍子に進んでいきました。その結果、私は新しく心理学ライターとして第一歩を踏み出すことができました。

講師の方には感謝してもしきれません。

東洋思想に深く共感する

心理学に欠けているもの

私はその後も、心理学の技術をトレーニングをしていました。

しかし、ある時から壁を感じるように・・・。

具体的には、

 

  • なかなか人間関係が深まらない
  • 心理学を意識するあまりぎこちなくなる
  • 目標を追いすぎて今、充実していない

 

といった悩みを抱えていました。

私の生き方は、テクニック的になっており、「○○すれば上手くいく」「○○したら充実する」といった未来志向になっていて、今あるもの幸せに目を向けられていませんでした。

その結果、心理学に疑問を抱くようになり、私はどう生きたらいいの分からなくなってしまったのです。

答えは東洋思想にあった

本を何冊も読み、以下のような哲学的な問いかけを繰り返していきました。

 

・自分にとって大切なものとは?
・本当の幸せとは?
・意味のある人生とは?

 

そして、最終的に答えを導きだしてくれたのが、

 

  • 東洋思想

 

でした。

具体的には、ブッダや老子の教えに深く共感しました。彼らの共通点としては、

「今ここをあるがままに生きる」

というものです。

私はコールセンター時代にマインドフルネスを通じて、この考え方を理解したつもりでいました。しかし、当時マインドフルネスを「目的に達するための技術」として用いていたことに気づいたのです。

マインドフルネスとは、

 

目的を追いかけるのではなく、
目的を手放すこと

 

であると、初めてその本質に触れることができました。

そして、目的は自分の利己的な欲望から生み出されることが多いです。こうした自我に支配されていると、目の前のことに集中できず、マインドフルでいられなくなります。

心理学と東洋思想に融合が大切

心理学では、

 

「どうすればモテるのか?」
「どうすれば年収があがるのか?」
「人から好かれる会話術」

 

など自我を掻き立てる要素が多くあります。そのため、テクニック的になりすぎると、欲が強くなり、今ここの安らぎを感じることが難しくなってしまうのです。

ただ社会で生きていくには、目的や目標もとても大切になります。

ここで抑えておきたいのは、

 

  • 目標を達成したら幸せだ!
  • 目標を達成しなければ存在価値がない

 

などと思わず、結果に至るまでの過程に、喜びや楽しみがあると知ることです。先の未来に明るい生活があるのではなく、今この瞬間、一瞬一瞬で幸せを感じることができるのです。

心理学が全く意味がないというわけではなく、その技術を、

 

・私利私欲のために使うのか
・自分や他人のために使うのか

 

によって、目標に至るまでのプロセスが変わります。自我を強くするのでなく、和らげるという意識で、心理学の技術を使うことでマインドフルネスの力を最大限引き出すことができるのです。

マインドフルネスの真髄を垣間見た私は、より深く仏教を学ぶようになりました。

9年口を利かなかった兄との和解

中学生時代の兄弟げんかを境に、家庭のムードは悪くなり、私は外に居場所を求めるようになりました。

 

・どこかに自分の居場所がある
・どこかに自分を認めてくれる人がいる

 

そんな風にずっと思っていました。

しかし、マインドフルネスと出会ってから、

 

  • 今この瞬間、身近な人間関係もうまくいってないのに、他の人と良い関係が築けるはずがない

 

と思うようになりました。

そこで、9年間全く口を利くことがなかった兄と向き合うことにしました。

 

ものすごく勇気にいることでした。

何度もためらいました。

プライドが邪魔をしました。

 

しかし、マインドフルネスな心持ちを大切にしながら、母親からlineを聞き出し、謝罪文を送りました。

返事は、「自分も悪かったと思っている」というような内容でした。

9年という時間は長く、完全に関係を修復できたわけではありませんが、自分が一歩成長できたような気がしました。

今この瞬間どう生きるかによって、過去も未来も変えていける。そう実感した瞬間でした。

マインドフルネスを通して社会とつながる

そして、現在はマインドフルネスの発信活動をおこなっています。

過去の自分のように、もがいて、苦しんでいる人達が少しでも早く、

 

・自分を受け入れられるように
・一瞬一瞬楽しくられるように
・目標が達成できるように

 

この活動を続けています。

たった1人でもこのサイトに出会い、人生が好転していくなら、それはとても意味のあることだと思っています。マインドフルネスを通して、少しでもあなたのお役に立てたなら、とても嬉しく思います。

今後は当サイトで、マインドフルネスの講座を開くことを目標としています。

またマインドフルネスを広めるだけではなく、引き続き一実践者として瞑想をより深めていきたいと思っています。