・マインドフルネスを7年の実体験
・私がやっていた瞑想法
・マインドフルネスの効果
私は7年間にわたり、さまざまなマインドフルネス瞑想を実践してきました。元々メンタルが弱い人間だったので、効果はかなり感じられていると思っています。
今回は私の経験をもとにマインドフルネスにどんな効果があったのか解説していきますね!
Contents
どんな瞑想やってきたか
私が主にやっていた瞑想は、以下の通りです。
・慈悲の瞑想
・座る瞑想(ラベリング式)
・歩く瞑想(ラベリング式)
・ボディスキャン
・マインドフルネスヨガ
・日常生活での瞑想
・ものを動かして元に戻す瞑想
(※クリックでそれぞれのページに飛びます)
仏教系の瞑想講座~科学をベースとしたMBSRなど幅広くマインドフルネスを実践してきました。
上記の瞑想法を全てを毎日のように実践していたわけではありませんが、まとまった時間があれば歩く瞑想、1時間、座る瞑想30分、ボディスキャン45分など行ったりしていました。
時間がとれなければ、通勤中に歩く瞑想を取り入れるなどして、マインドフルネスを実践してきました。
マインドフルネスを7年続けた結果
それではさっそく、続けた結果を紹介していきます。
①やるべきことに集中できるようになった
瞑想を長く取り組んでいると、刺激的なものへの興味が薄れていきます。
例えば、ディスニーランドに行けるとなると気分は高まりますが、それらの快楽は全て一時的であることが感覚的にわかるようになります。
そして、気分が上がった分だけ、終わったときに虚しさを感じます。
娯楽や遊びなどは必要最低限にし、やるべきことである「仕事」や「運動」などに以前より時間を避けるようになったと感じています。
②焦りが減った
今までは不安に駆られて、
「あれもやらなくちゃ」
「これもやらなくちゃ」
と焦って、休日も気が休まらない状態が続いてました。
しかし、瞑想を取り入れた結果、物事を一つ一つこなせば良いと考えられるようになり、落ち着いて必要なタスクを進められるようになりました。
今では気が動転してしまうことは、ほぼなくなりましたね。
③自己批判が減った
私は不注意がとても多い人間。
仕事でミスをするたびに、3時間ほど「なんて、自分はだめな人間なんだ」と自己批判をしていました。
一方で、瞑想を取り入れた結果、ミスの原因と対策を考えつつも、
- 人は「ミスをする時はミスをする」
と割り切れるようになり、自己批判の回数が激減しました。
特に自己批判は「役に立たない、むしろ自分にとっても他人にとっても迷惑なこと」と考えられるように。この考え方ができるようになってから、自己批判が繰り返し起きることはなくなりました。
④怒り(嫌な気持ち)が少なくなった
マインドフルネスを取り入れた結果、日常生活で多少嫌なことがあっても、ストレスを感じることが少なくなりました。
これまでの私は、
「今日も仕事か…」
「早く終わらないかな…」
「あの上司なんであんなこと言うんだ」
嫌な気持ちや怒りに苛まれて、長期的にストレスを抱え込んでいました。
これも、自己批判と同じく、無駄な考えで、自分も他人にもデメリットがある思考です。
マインドフルネスを継続することで、こうした無益な思考をしなくなりました。
その結果、目の前のことに集中できるようになったり、相手や自分の反応を受け入れられるようになったのです。
⑤寝入りがよくなった
マインドフルネスを始める前は、不安感や緊張、興奮からなかなか寝付けない夜もしばしばありました。
ただ寝る前に慈悲の瞑想を行った結果、心の荒波が減り、スッと眠りに入れるように。特に慈悲の瞑想は、
・うつ傾向
・不安
・ストレス
下げるという研究結果も出ており、リラックス効果やメンタル安定効果は大きいです。また、ミャンマー連邦共和国 宗教省の「ブッダの教え 基礎レベル」でも慈悲の瞑想の効果として、慈しみの利益について、
- ぐっすり眠ることができる
- 穏やかに目覚めることができる
- 悪夢を見ることがない
と紹介されています。
実際に寝入りがよくなったことで、しっかりと睡眠でき、日中に眠くなることが少なくなりました。
⑥姿勢が良くなった
マインドフルネスを始めてから姿勢を意識することが多くなり、日常生活でも日々姿勢を正すようになりました。また、特にマインドフル・ムーブメントを継続して行うことで、背筋をまっすぐキープできる時間がかなり増えました。
特に背筋を伸ばすことで、
- 集中力が高まる
- やる気が上がる
- 気分が落ちつく
など現在も様々なメリットを自覚しています。この点もマインドフルネスを始めて良かったと思えることの一つです。
⑦周りの価値観に流されにくくなった
私は幼い頃から、周りの価値観に影響されることがとても多い人間でした。
そのため、無意識に自分の意見を押し殺したり、些細な選択でも「周りはどう思うのかな?」と人の目ばかり気にしていました。
一方で、マインドフルネスを始めてから、こうした無意識のパターンに気づくことができ、自分にとって本当に悔いのない選択をできるようになりました。元々こんなサイトを書いたり、精力的に発信活動を行えるような人間ではなかったので、この点は大きく変わった部分だと感じています。
またマインドフルネスの中には、価値観を深掘りするエクササイズなどもあり、これらを通じて自分の本当に大切にしたい価値観を見つけることができました。
⑧対人不安が減った
私はもともと一言も話せないぐらい対人不安が大きかったのですが、マインドフルなコミュニケーションを継続して実践してから、対人場面で悩むことがかなり少なくなりました。
特に、
- 会話を始める前
- 会話中
- 会話が終わった後
の3つのタイミングでマインドフルネスを意識することで、コミュニケーション場面で感情に巻き込まれにくくなりました。
昔は、会話の前には緊張し、会話中にはどもり、会話が終わった後には1人反省会をぐるぐると行うというのが基本パターンでした。
もちろん今でも緊張や不安はありますが、「緊張をしているからダメだ」などの、批判が薄れ、対人不安との付き合い方が変わった実感があります。
⑨孤独感が減った
マインドフルネスは、今この瞬間を評価判断せずにありのままに観る実践です。
社会一般的には、孤独な状態を「悪い」ものと捉えられがちですが、マインドフルネスの評価せずに受け入れるという練習を積むことで孤独を楽しめるようになりました。
今ではWebライターをしており、人と会うことは月に数回程度。以前は、こうした状態に孤独感を感じることも多かったですが、瞑想を続けてから孤独を受け入れられるようになりました。
⑩幸福感が高まった
マインドフルネスを実践してから、「あれも欲しい」「これも欲しい」という気持ちが薄れ、過剰に大きな理想を抱くこと減りました。
以前は、
- 「お金持ちになりたい」
- 「影響力が欲しい」
- 「みんなに認められたい」
という気持ちも強かったですが、マインドフルネスを実践したことで、それら追い求めても、最終的に虚しくなるだけだと感覚的にわかるように。
その結果、目標は持ちつつも、今の恵まれている部分にも目を向けることができました。
まとめ
7年間の継続的なマインドフルネス実践により、多くの恩恵が得られました。集中力が向上し、焦りや自己批判が減少。
怒りや対人不安も軽減され、睡眠や姿勢の向上、価値観の見直し、孤独感の軽減など、様々なポジティブな影響を受けました。マインドフルネスはメンタルヘルスや幸福感、生活の質の向上などに役に立つ実践だと感じています。
コロナの頃から早朝ウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操を続けています。
習慣が付くとなんとはなく悩まなくなってきました。どんなに暑い日も寒い日も定刻に起きてやり続けた結果、自己受容もできました。
以前の私は劣等感強かった。
そうすると、その心の弱さをつついて来る心理が仕事してくなかで悩みでしたが、今は平気です。